蜂の巣は食べられる?成分とその効能に迫る

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巣蜜

ハチミツをヨーグルトにかけたり、スイーツの甘味料として使用したりすることはあっても、蜂の巣を食べたことのある人は少ないのではないでしょうか。

最近では人気のスイーツにも蜂の巣が使われたりと、その美味しさや栄養価について注目が集まるようになりました。

今回は「蜂の巣は食べられる?成分とその効能に迫る」についてまとめてみました。

蜂の巣は食べられます!

蜂の巣は食べられるの?

通常私たちが食べるハチミツは、ミツバチが集めた蜜を遠心分離器にかけ、蜜だけを取り出したもののことを言います。

蜂の巣は巣蜜、もしくはコムハニーとも呼ばれ、ミツバチが巣に貯蔵した蜜を自然そのままの状態で食べることのできるミツバチの巣のことを言います。

味も鮮度も秀逸ですが、栄養価も高いと言われています。ハチミツよりも高価で取り扱っているお店も限られます。

どんな風にして食べるの?

まずはナイフなどで切り取って食べるか、そのままスプーンですくって食べることをおススメします。

もしくはクラッカーやパンケーキ、ヨーグルトなどと一緒に食べると相性がよいのでおいしくいただけます。

普通のハチミツと変わりありませんので、1歳未満のお子さんには与えないようにしましょう。

またハチミツと一緒で、熱を加えることにより約45度以上で成分が変化し、約65度以上で栄養価が壊れてしまいますので、なるべくそのままの状態で召し上がることをおススメします。

蜂の巣の成分

蜂の巣は何で出来ている?

ミツバチは集めた蜜を自分の羽で風を送って熟成させます。蜜の濃度が85%になったとき、蜜蝋で巣房を塞ぎ、プロポリスでコーティングします。

つまり巣蜜はハチミツ、蜜蝋、プロポリスからできているということになります。

蜂の巣の栄養

ハチミツの成分の多くはブドウ糖、果糖から成り立っており、良質なビタミン類、アミノ酸、ミネラルなどもそこに含まれます。

巣蜜の場合はさらに巣の素材である蜜蝋やコーティングに使われるプロポリスの成分が加わります。ビタミンやミネラル、フラボノイドなども豊富に含まれます。

噛んでいると口の中にミツロウの感触が残る場合もありますが、そこにはプロポリスが付着しているので、なるべくよく噛んで栄養を吸収するようにするとよいですね。

蜂の巣を食べるとどんな効果が得られるか

蜂の巣の効果

巣蜜を食べることによって得られる効果はいくつかあります。

疲労回復…巣蜜の主な成分であるハチミツは、ブドウ糖と果糖の単糖類でできているのでエネルギーの吸収が早く、疲労回復に効果があります。

便秘の改善…ハチミツの整腸作用により、腸内環境を整える効果があります。

動脈硬化の予防…ハチミツに含まれるカリウムは血圧を下げ、コリンは血管を拡張させて悪玉コレステロールが血管壁に付着することを防いでくれます。つまり動脈硬化を予防してくれる効果が期待できるということです。

二日酔いの予防・解消…ハチミツには肝臓を強化する成分が含まれるので、二日酔いの防止や解消に役立ってくれます。

特にプロポリスがすごい!

プロポリスには強力な殺菌作用があるので、口内炎や気管支炎、肺炎などの予防にも効果があると言われています。

また新陳代謝を活発にし、皮膚細胞の活性化を促す働きがあります。毛髪の再生促進、白髪を黒くする働きなども明らかになっており、アンチエイジングにも効果があると期待されます。

まとめ

巣蜜、コムハニーについてまとめてみました。

蜂の巣をそのまま食べることができるなんて驚きですが、それほどおいしくて栄養価が高いのであれば一度は食べてみたいですよね。

もしチャンスがあったら、是非召し上がってみてくださいね!

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